IT用語が小学生にも分かる!ブログ

誰にでも分かるように情報系の用語の解説をします。2~3日にひとつのペースで更新します。解説6:プライベート1程度の割合で記事を投稿していきます。目次は記事の一番下に、毎回貼り付けています。

お馬鹿な天才 CPU

こんにちは。雨が降りそうなせいで、本日の予定だったサイクリングを泣く泣く中止に・・・・・・。

 

~~CPUとは~~

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 CPUという言葉は分かりますか?

ゲームセンターで格闘ゲームを嗜む方はよく目にするかもしれません。よく、「コンピューターの略称」の意味合いで使われていますね。ComPUter(コンピューター)というイメージが強いのかもしれません。

 

本来の意味はそれとは異なります。今回はコチラから引用させていただきます。

CPU(Central Processing Unit )とは、コンピューター内部においてプログラム演算・数値計算や他の演算ユニットの制御を行う演算ユニット・電子回路の一つ。 

 (ニコニコ大百科より引用: http://dic.nicovideo.jp/a/cpu )

 

 人間の脳みその一部のような機能を持っています。CPUは略さずに言うと、セントラルプロセッシングユニットと言うんですね。日本語では、「中央演算処理装置」という長ったらしい名前があったりもします。

 

「Central」は、中心や中央を指します。

「Processing」は、処理を意味しています。

「Unit」は、単位や一個など、つまりモノです。

 

中央で処理してくれるモノ。それがCPUなのです。

 

 

~~CPUの役割・特徴~~

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では、どんなモノを処理していくのか?それをここでお教えしましょう。

 

CPUは単独で活動しているわけではありません。図のようにご近所付き合いをしているのです。よく分からない単語がたくさん出てきていますが、それらはまた別の機会にお話しますので、スルーしてください。

 

彼はとても働き者です。記憶装置と呼ばれる場所で命令を聞き、計算ごとをしたり、他の部分の命令や動作(処理)を行ってくれます。

そしてそれらの作業で出た結果を再び記憶装置へと持って行くのです。

 

CPUはとても作業が早いです。例えば100ケタ同士の掛け算。人間だったらよっぽど計算が得意でないと直ぐには解けませんが、CPUの入っているコンピューターはみんな一瞬で解くことができます。

その代わり頑固な一面も多々あります。

まず、「機械語」という言葉しかCPUは理解できません。どんなものかと言うと・・・

 

0100011101011110101111110001000100001011110101010111101000101110……

 

こんな感じで、とても難解ですね。人間がこれを覚えるのは中々大変です。ひらがなの「あ」だけでも16ケタある場合だってあるのですから。

(これを解決するためにプログラム言語というものが生まれたのですが、それはまた別のお話)

 

さらに、彼は言われたことしかできません。完全なイエスマンです。少しでも言い回しを間違えて命令すると、とんでもない行動をしでかすことがあります。

 

 

~~まとめ~~

 

CPUが生まれたことで生活における利便性は飛躍的に向上しました。人間には到底難しい処理を難なくこなせるようになったからです。

しかし、とても扱いが難しくプログラマーと呼ばれる新たな職が生まれる程でした。

 

CPUは親しみを込めて「偉大なるバカ」と呼ばれることがあります。言われたことは何でも出来るけど、言い方ひとつで結果が全然異なるからです。また、言われてないことはもちろん出来ません。

 

そんな彼はさながら「知識はあっても知恵はない」です。

あなたはどうですか?言われたことを淡々とこなすCPU人間になってはいませんか?

話が逸れましたね、すみません。

 

こうやってブログを書けているのもCPUのお陰です。

是非このおバカな天才、CPUのことを覚えてあげてください。

 

 

次回は図にあった、五つの装置について学びましょう。

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